平成最後の伊勢神宮参拝 平成感謝で勾玉
あなたは伊勢神宮に参拝されたことはありますか?
今回は、平成最後ということで、4月30日まで記帳で五十鈴川の土で作られた勾玉をいただけます。
記帳、確かにずらりと行列になっていたのですが、意外と回転率がよく、警備員さんのおっしゃったとおりそんなに並ばずに、勾玉をいただけました。よければ、平成最後の今月中に行かれるのをお勧めします。
なぜかというと伊勢の土でつくられた勾玉、さすがといおうか涼やかな、良い氣を感じられますので、癒されます。
伊勢神宮の記帳ではどんな勾玉がいただけるの?
というわけで、いただいた勾玉を開けました。
感謝を込めて大事にしたいと思います。
さてここで、勾玉が何かあなたはご存知ですか?
勾玉とは、古来から魔除けや厄除けに使われてきたお守り
勾玉とは「まがたま」と読みます。時に曲玉とも書きます。
祭祀(さいし、神様やご先祖様を祭るための行為)でも使用されていた神聖なもので歴史に深くかかわっています。
古代の日本では自然災害や感染症などの広がりが多かったため、身を守るために勾玉の力を信じていたそうです。
今でも、パワーストーンのブレスを作るときや、ネックレスを作るときにも勾玉の形をお守りとして、とり入れられてる方も多いです。
勾玉の形には諸説あります。
- 動物の牙で作った牙玉を基とする説
- 胎児の形を模したとする説
- 魂の姿を象ったとする説
- 巴形を模したとする説
- 月の形を模したとする説
- 形そのものに意味があったとする説
- 破損した耳飾を再利用したとする説
諸説はいろいろありますが、この形であるということは、昔の人々は「すべての物事には陰陽があること」等を肌で感じ取っていたんではないかと思います。
例えば、人間。人間には女性性と男性性があります。
女性は身体的に女性であっても、中身の精神性が男性的であるということ
男性は身体的に男性であっても、中身の精神性が女性的であること
あなたも思い当たることはないですか?
ご年配のご夫婦によくある話をお伝えしますね。
配偶者と死別された場合、女性は生きがいをみつけて配偶者を亡くした悲しみを乗り越え、強く生きていかれる例が多いのに対し、男性はそのまま悲しみに打ちひしがれて、男性はあとを追うようになくなられるなんてこと聞かれませんか?
そして魂時代にもともと一つだった相手(ツインレイ)を比喩するのにもこの陰陽太極図は用いられます。
ツインレイは恋愛のみにあらず 親子・同性の友人同士も 霊性開花必須
もしかしたら、昔の人は魂時代の記憶を自然と思い出して、魂時代の記憶に、宇宙の叡智ともいえる壮大な物語が詰まっていることに気づいて、勾玉を使いこなしていたのであろうと思います。
こんな勾玉を手に入れられる、記帳所が設置されているのは、4月1日~30日までです。
記帳所は4月1日~30日(16日~18日は閉所)の期間、内宮前に設置したテントで午前と午後で各15人、1日30人のボランティアで対応する。住所と名前を記帳した人に、証(しるし)として伊勢の土で作った素焼きの勾玉(まがたま)を手渡している。
伊勢志摩経済新聞より
もちろん、記帳の後は伊勢神宮参拝をごゆるりとお楽しみください。
まずは、宇治橋を渡り、五十鈴川を目指します。
伊勢神宮内、五十鈴川到着。
ここで注意していただきたいのですが、お賽銭を川の中に入れている方もいらっしゃるのですが、注意書きで入れないでくださいとかかれてあるので、いれないでくださいね。
非常にきれいで、この美しさに癒されました。日本って自然が豊かで、大事にしたいものだなと本当にしみじみと思います。
続いて、瀧祭神へ。瀧祭神では写真は撮らずです。
ここに最初に参る理由は、天照大御神にお取次ぎをしてくださる神様が祭られているからです。大体の方々は参道にいかれてしまうのですが、まず最初に行かれてくださいね。
そして次に、橋を渡って風日祈宮へ。
風日祈宮は内宮の境内別宮(わけみや)です。
ご祭神に関しては
風日祈宮の祭神は、風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)である。本来は農耕に適した風雨をもたらす神であったが、元寇以降は日本の国難に際して日本を救う祈願の対象となった。
もともとは末社だったそうですが、元寇のおりに神風をふかし、元寇を破ったとされ別宮(わけみや)に昇格したそうです。
日本は、もともと神国ともいわれていますからね。
元寇とは
元寇(げんこう)とは、日本の鎌倉時代中期に、当時中国大陸を支配していたモンゴル帝国(元朝)およびその属国である高麗王国によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である。1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。 蒙古襲来ともいいます。
そしていよいよ正宮へ。
…の前に神馬と遭遇。
おかげさまで歓迎されていましたね。
お日様も微笑んでくれてる感じです。
ここから中は写真禁止です。ご注意ください。
正式参拝をされてる方々がいらっしゃりました。
そして、次は荒祭宮へ向かいます。
荒祭宮と書かれている通り、天照大御神様の荒魂が祭られています。
神道の霊魂に対する考え方に「荒魂(あらみたま)」や「和魂(にぎみたま)」があるのですが、簡単にいうとそれぞれが神様の性格的な一面のことです。
キン肉マンでアシュラマンっていう超人がいたじゃないですか?
笑いの顔と冷血な顔と怒りの顔(でもマスクとられたときすべては泣きのお顔)というように、神様にもさまざまな性格を担当としていると考えてもらえたらいいのかなと。
これが神様の場合
- 和魂(にぎみたま)字の通り神の優しく平和的な側面を表す
- 幸魂(さちみたま)運によって人に幸を与える働き、収穫をもたらす働きである
- 荒魂(あらみたま)神の荒々しい側面、荒ぶる魂である
- 奇魂(くしみたま)奇魂は奇跡によって直接人に幸を与える働きがあります
に、なります。
そして最後は大山祇神社に参って参拝は終了。
大山祇神(おおやまつみのかみ)は伊弉諾尊・伊弉冉命の子で山の守護神です。
お役にたちましたでしょうか?
都会に住んでいると、つい自分のことで精いっぱいになりすぎて、余裕もなくなります。
そうすると人間関係も仕事も恋愛運もよくない流れになっていくので、たまには、しっかりとリフレッシュしに神社への参拝などはいかがでしょうか?
自然はすべてあなたを受け入れてくれます。
あとは、あなたがどう受け取るかです。